また太ってしまったので断食する。
何度も繰り返しているが、薬のせいもあり、またも太ってしまった。
2ヶ月で7kgも体重が増えてしまったのだ。
なかなか実行できなかったが、今日からまた断食しようと思う。
断食をしてもなかなか痩せないものである。
1つの計算によると脂肪1kgは7200kcalらしい。
それで考えると、一日に必要な摂取カロリーは2000kcalから2300kcalなので脂肪1kgは3日分のカロリー量だということだ。
これはおおざっぱにいえば1kg痩せるのに、1日中何も食べずに過ごして3日ほどかかるということを意味する。
これはなかなかすごいことだ。
断食しても1週間で2kgほどしか痩せないのである。
1ヶ月イコール約4週間で8kgである。
1ヶ月何も食べないというのはなかなか難しい。
1ヶ月飲まず食わずでも死ねないというのも苦痛かも知れないが、健康に生きるために1ヶ月断食するのも難しい。
現実的なのは1週間断食して、その後1食だけ食べる方法だろう。
1週間ならなんとか耐えられる。
太りすぎたせいで体が重いほか、体のだるさなど不調もあるので断食することで少し調子が良くなると良いと思う。
断食は短期的には、いろいろな健康効果がある。
血糖値や中性脂肪などの改善やアレルギー症状の軽減が期待できる。
断食療法、絶食療法という2つの系統が日本にはある。
同じ絶食の効果を複数の医者が独自に見出してきた証左だと思う。
この2つが別れたままになっているのは、医学界では絶食、断食が表向きには認められていなかったために、それぞれが独自に発展するより仕方がなかったからだろう。
絶食、断食は心身症にも効果があるとされている。
実際、絶食、断食の最初のつらさをすぎると体が軽くなり、頭もすっきりするという効果を感じる。
いわゆるダイエット・ハイというものだろう。
できれば60kg代まで戻したい。
とにかく断食を頑張ってみようと思う。
映画『スティーブ・ジョブズ』 世界を変えた男と言われた人物の実像は?
アップル・コンピュータを立ち上げ、MacやiPod、iPhoneを世に出した、言わずと知れた人物、スティーブ・ジョブズの実話を元にした映画である。
主人公スティーブ・ジョブズ役はアシュトン・カッチャー。
彼は若い頃のジョブズそっくりなのである。
絶対、見た目で選ばれたな、と素人でもすぐにわかる。
しかし、後年のジョブズには似ていないので、冒頭部分やジャケットなどを見るとがっかりするかも知れない。
世の中を変えたとまで言われる製品を次々と生み出したジョブズだが、その人物評は悪いものが多い。
口八丁手八丁で自身にはそこまでの技術は無いのにあたかも実現可能であるかのように周囲に吹聴し、投資家をその気にさせる。
スティーブ・ウォズニアックなど周りの技術屋に無理難題をふっかけ、その上、報酬を偽り、半々に公平に山分けしたのように見せかけて利益をかすめとる。
売上やシェアでは圧倒的に成功しているマイクロソフトやその製品のWindows、経営者のビル・ゲイツをこき下ろす。
相当に嫌な奴だったようである。
途中でAppleをやめさせられるが、それも人望の無さからだろう。
しかし、彼は未来を見通す圧倒的な才能と、投資家たちをその気にさせる不思議な魅力があった。
彼がまだ完成していない商品について語るとき、彼の話術と身振り手振り、表情によって、彼の周囲には不思議なフィールドが作られたという。
この作品でも、彼のそんな魅力を垣間見ることができる。
彼の人物像でまず注目したいのは、彼がシリア系であるということだ。
養子として引き取られたため、彼がイスラム教だったわけではないが、イスラム教圏の国を嫌い、移民排除を唱える人たちも、彼の作ったiPhoneやMacを使っているのだ。
アメリカの強みはそこにあったはずだ。
人種や出自を問わず、多様な文化や才能を受け入れることで、イノベーションを起こし、アメリカ国内にとどまらず、世界を動かす原動力を作り出してきたのだ。
アメリカ自らがその新たな原動力の可能性を捨ててしまっているのはなんとも皮肉である。
嫌な男で人望が得られそうもないスティーブ・ジョブズが成功したのには、スティーブ・ウォズニアックという高度な技術と心優しい性格のギーク、オタクの存在が欠かせない。
彼がいなければ、Macの前身のApple IやApple IIは存在せず、そこで成功することでMacintoshを作るための元手を得ることもできなかっただろう。
そんな彼をジョブズは都合よくうまいように使っていたという見方もあるかも知れない。
前述の報酬を偽って、利益をかすめとっていたのもそうである。
ウォズニアックは後でそのことを知って、悲しく思ったそうである。
正直に言ってくれれば、彼がくれた額で満足したのに、と。
実際、彼が仕事をとってきていたし、ウォズニアックが考えた設計した商品を世に出したのも、まだ見たことのないコンピュータを実現させるだけの資金を手配したのもジョブズだ。
次への元手や自分の仕事や成果を説明し、自分はこれだけ貰うと正直に話せばウォズニアックは納得したのだろう。
もちろん、納得しないものもいただろう。
後々、こういう話が出てくること自体がその証拠だ。
多分、ジョブズはかなり後々までこんなことをして周囲の人を騙していたのだろう。
成功している経営者でも、万人の理想の経営者や上司には選ばれない人物である。
この人の下では働きたくないと思う人は多いだろう。
こき使われた挙げ句、自分の労働力を安く買い叩かれるのだから。
しかも公平に山分けしたなどと嘘をつかれたり、恩に着せられたりするのだ。
さらには、アップルを立ち上げた当初のつらい時期に苦楽を共にした古い同僚でも、みんなの前で罵倒したり、即、クビにしたりする。
それでも多くの人が嫌々ながらも彼の元を離れなかったのは、彼についていけば、新しい体験をさせてくれ、新しい世界へ連れて行ってくれ、それを作ることに携わることができたからだろう。
彼はあるビジョンを元に新しい技術を作るというよりも、すでに基礎が出来上がっている技術を組み合わせて、生活を一変させるような商品を開発するのが得意だったとも言われている。
彼が創りだすのは新しい体験とそれを使う新しい生活なのである。
彼についていけば、それを、あるいはそれが出来上がる過程を、内側から見ることができるのである。
そのことを人望と呼ぶ人もいるかも知れない。
そういう人のことをカリスマというのかも知れない。
ジョブズ自身もこんな性格だったこともあって、順風満帆な一生だったわけではない。
ジョブズと違い、仲間を大切にする性格だったらしいウォズニアックは結局アップル社を、つまりは彼の元を去ってしまう。
さらには、すでに少し触れたとおり、彼は一度アップル・コンピュータの経営者を解任されて、彼自身がアップルを一度去っている。
自分が口説き落としてペプシコーラ社から引き抜いたジョン・スカリーに引導を渡されたのだ。
ある種のクーデターである。
しかし、彼はただでは終わらない。
失意の彼が作った会社が後のMacOSの元になるオペレーションシステムNeXTSTEPやObjective-Cというプログラミング言語を作ったNeXT社である。
後に『トイ・ストーリー』をヒットさせ、今や『アナと雪の女王』などディズニーのフルCG映画を手掛ける、PIXAR(ピクサー・アニメーション・スタジオ)を買収し、今の状態に至る基礎を作り上げるということもしている。
一方、ジョブズを解任したアップルは不振を極め、一時はライバルであるマイクロソフトから支援を受けるまで落ちぶれてしまう。
そこへ前述の実績を引っさげて、ジョブズは華麗にアップルに復帰する。
そしてiMacをヒットさせてアップル自身も復活するのである。
その後の今日に至る快進撃は言うまでもないだろう。
しかし、その過程でジョブズは復讐するかのように周りの役員たちを次々に解任する。
その背景には二度と同じような目には会いたくないという恐怖感があったのかも知れないが、手放しで称讃できないと思わせる、歪んだ性格が垣間見える。
映画では上で書いたような出来事が全体的にさらりと描かれる。
賛否両論のある彼の人物像を公平に描きたかったのかも知れない。
だからあまり感動できるとか感銘を受けるとかいうような感想は持たなかった。
しかし、ジョブズが人生を描くに値する人物であるとか、描かずにいられない人生を送った人物であるとかいうことはよく分かった。
そんな作品である。
ジョブズとウォズニアックの関係が描かれた作品はいくつかある。
下の漫画もそのひとつ。
eBookJapanでは無料で3話まで読める。
eBookJapanはヤフーに買収されるらしいからこれからYahoo!Japanのトップページから利用できるようになるかも知れない。
個人的にはちょっと複雑な気持ちだが。
一方、下の書籍は読むとジョブズの人生が一通りわかる、よくまとまった作品のようだ。
短期記憶の低下、カフェインが効かないぼんやり感
世の中は年の瀬で、いろんなことがありながらも来年への希望と決意を感じつつ過ごしている人は多いと思う。
しかし、同時に集金などの時期でもある。
今日は、集金が来たので対応した。
小銭がなかったので、小銭が入った貯金箱を開けて1円玉を数枚取り出し、支払いをした。
1年の感謝の言葉があり、ちょっとした会話があったのだが、全然うまく言葉が出てこなかった。
応対をすませたあと、お釣りと領収書をテーブルの上においた。
しばらくして、床の上に開いたままの貯金箱がそのままになっており、1円玉がいくつか落ちているのに気がついた。
そう、小銭を取り出した時に、そのままにして支払いに玄関まで行ったからである。
うっかり忘れてしまうということは、誰でも経験があるだろう。
しかし、広げた貯金箱を片付けるのを忘れたという程度のうっかりではないのだ。
小銭をそこから取り出したということまで含めて一連の記憶がすっかり失われているのである。
短期記憶が相当衰えているようだ。
調べてみたら、ホスファチジルセリンというサプリが良いらしいことがわかった。
ワーキングメモリの改善に効果があるとのこと。
大豆セリンとも呼ばれることもあるらしく、その名の通り、大豆から抽出されたサプリメントが多いようだ。
認知症予防として、脳トレとともに勧められていることもある、結構、メジャーなサプリである。
脳のぼんやり感もつらい。
普通の人たちは、眠気覚ましにコーヒーを飲むことがあると思う。
私も以前はコーヒーを飲むと、少し脳がすっきり軽くなるのを感じたものだった。
しかし、最近は全然それもない。
それでもあまりにも脳にもやがかかったような状態、脳からくる体の重さがつらく、毎日のようにコーヒーを飲んでいる。
先程も書いたが健康な人はコーヒーを飲むと眠気が覚めるし、それを求めてコーヒーを飲むと思う。
しかし、私の場合にはコーヒーを飲むと頭が少し軽くなって眠れるようになることもある。
頭の具合があまりにも悪いと、起き上がってもいられないし、横になっても眠れないのである。
カフェインが効いていないのではないか?と思う。
以前、カフェインの錠剤を買ったことがあるがそれも全然効果を感じられなかった。
1錠200mgだったので相当濃いコーヒー1杯分に当たる量なのだが。
海外のカフェインは科学的に合成されたものが多いらしい。
しかし、日本のカフェインの錠剤はコーヒーまたはお茶から抽出されたもので作られているらしい。
効き方が違うかも知れない。
しかしながら、この脳の不調とカフェインの効果の感じられない感じは、脳の血流が良くないからでは無いかと考えた。
コーヒー以外にも、お酒を飲んでも全く酔った感覚が得られなくなった。
フラつきはあるし、アルコールによって具合が悪くなるということもあるので、正確には気持ちよく酔えなくなったということだ。
アルコールで血の巡りは良くなっているはずだが、脳の隅々まで酩酊の効果のある脳内物質が巡っていない感じだ。
脳の血の巡りが悪ければ、脳の機能も衰えるだろうし、カフェインをとってもその効果が脳に届かないだろう。
そんな症状にはイチョウ葉エキスが良いらしい。
脳出血のリスクがあるという話もあるが、それがかえって効果が確からしいことを感じさせる。
脳の血流が良くなれば、栄養も脳の隅々まで届きやすくなる。
DHAやEPAなどの他のサプリメントを摂っている場合にもその効果をより良くしてくれることが期待できるだろう。
Gingkoとかギンコなどという名前でも呼ばれているので、Amazonで調べてみると良いだろう。
iHerbなどの個人輸入系のショップを勧めているサイトは多いが、最初に試して見る場合にはAmazonやヤフオクで良いと思う。
Amazonであればプライム会員になるなどすれば送料無料などの有利な点があるし、ヤフオクの場合には定形外郵便で送ってくれることも多いため送料が安くて済む。
効果が実感できて、定期的に買う必要が出てきたら個人輸入代行のオンラインストアの利用を考えると良いだろう。
血の巡りが悪いのは全身の問題、とりわけ心肺機能の問題なので、救心が良いのではないかとも思う。
救心は動悸、息切れ、気付けに効くして、有名なのは今更言うまでもないだろう。
頭が冴えない感じにも有効である。
先日、AbemaTVのVICEチャンネルを見たら、ヒキガエルのイボから取り出した体液を火で炙ると5-MeO-DMTという物質が出てきて幻覚効果があるというドラッグの話が放送されていた。
どうもヒキガエルから取れるものは5-MeO-DMTの前駆物質(という使い方が正しいかわからないが)であり、これは蟾酥(センソ)という生薬として昔から生薬として使われているらしい。
そしてこのセンソが救心にも含まれているということで良からぬ目的で使っている人がいるようだ。
しかし、センソをそのままとっても幾らか幻覚効果はあるものの、あくまでも5-MeO-DMTとは別の物質でそれほど劇的な効果はないようでもある。
医薬品とは言え、病院での処方もいらず、薬局で買える商品にそんな危険なものが入っているわけは無いので当たり前と言えば当たり前である。
燃やせば効果はあるかも知れないが、救心にはその他の漢方薬、生薬も含まれているため、臭いや望まない効果もあるだろうから、およそ現実的ではないだろう。
ちょっと話がそれてしまった。
ともかくこれらのサプリメント、医薬品の購入を考えてみようと思う。
救心以外のサプリメントはうつ病や統合失調症、認知症、ADHD、自閉症の人たちの間でも有効性があるとしてネットの記事に良く登場するものである。
同じような症状、体の不調に悩んでいる人は、利用を考えてみて欲しい。
頭の具合が悪ければ、新しいことも覚えられず、本も読めず、音楽も楽しめられないのだから。
ただ息をしているだけの毎日を送ることになってしまう。
この体とりわけ頭の不調が少しでも良くなるように。